「まずはじめにじめんをかく」と始まり、次々に広がっていく世界。いしころ、さかな、あめ、ゆうべのゆめ、じぶんのなまえ。 すべての事柄をつなぎ合わせていく絵は鮮やかな生命力に満ち、最後の1ページを読み終えたときに押し寄せる衝撃は、厳しくて優しい詩人の根幹を表しています。 1973年に刊行され長らく愛されてきた絵本が、このたび新装版として刊行されました。 発行：講談社 発行年：2023年 サイズ：A4判変型 ページ：30p