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菅原百合絵|たましひの薄衣

残り3点

2,200円

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自己の内の奥底へと降りてゆく静謐で深い歌。これは、生から死へと向かう一方向の矢印ではなく、死からの再生をも暗示しているのかもしれません。生活をつらぬきながらも、異なる次元へと意識を連れて行く333首。 歌人であり、フランス文学者でもある菅原百合絵さんの第一歌集。水や鏡、境界を連想させる表紙写真はAnders Edstromによるものです。 一生は長き風葬 夕光を曳きて明るき樹下帰りきぬ 眠りとは紛れなく渡河 夜と朝のしろきほとりに身は濡ちつつ 人死にて言語絶えたるのちの世も風に言の葉そよぎてをらむ 発行:書肆侃侃房 発行年:2023年 サイズ:四六判 ページ:144p

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