





いきものとの暮らしは、
さもない毎日が楽しいし、
いなくなってからもまた、
思い出すことがたくさんあって、
良いものだと思う。
いきものと暮らすことが綴られたささやかな物語。
猫、犬、鳥、ヤギ、カエル…。17人それぞれの、いきものと暮らすことの楽しさ、喜び、苦しさ。生も老いも死も、必ずしも辛いだけではないということの安堵が記されています。
今回も装画は片桐水面さん。仄暗くあたたかい絵が一枚一枚手作業で貼り込まれています。ページ表記の隣にいきものたちの引っ掻き跡があしらわれた、愛情あふれる一冊です。
西荻窪にあるショップ&ギャラリー"もりのこと"から
「もりのこと文庫」第四弾として刊行された随筆集です。
発行:もりのこと
発行年:2021年
サイズ:128 × 170mm
ページ:96p