






東京を拠点に制作を続けている画家・金子佳代さん。
近年では、作品が書籍の装丁に用いられるなど活動の幅を拡げています。
制作中、気まぐれな風に飛ばされるビニール袋のように、軽く、遠く、わからない方まで飛んで行きたい気持ちになるという金子さん。ドローイングを切り抜き、立体的にコラージュしたこれらの作品は、輪郭を自在に変え、するするとどこまでも伸びていくような奇妙な軽快さと、じっとその場に留まる艶やかさを感じます。
ギャラリーAlt_Mediumでの個展に合わせ刊行されました。
発行年:2021年
サイズ:185 × 247mm
ページ:p59