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堀江敏幸|オールドレンズの神のもとで

726円

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"「今日」をわざわざやり過ごしたあとで、大事なことをそっと口にする。この年になって、わたしにもわかってきた。大事なことは、少し遅れてやってくるんだってーー" 悲しくもない、辛くもない、静かに平熱のまま、微かな雨音のようにやってきては消えていく18の掌編。すぐ傍にある日常の光景と、あたり前の日常がふと揺らぐ隙間をそっと描き出しています。 平たい船のある光景、めぐらし屋、月の裏側、十一月の肖像…まるで映画を観ているように目の前に浮かび上がる、記憶や風景のワンシーン。 穏やかな文体に、しだいに呼吸が整えられていきます。 発行:文藝春秋 発行年:2022年 サイズ:文庫版 ページ:208p

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