





肝心なところでいつも口籠もってしまうラリルさん。研究の末に意思疎通機"TELERO"を発明します。
けれどもまた肝心な時に思わぬハプニングが起こり…
ついていない、うまくいかない、こぼれ落ちてもちゃんと伝わる大切なこと。伝えるむずかしさと喜びを描いたお話です。
そのほか、東京の風景を切り取ったサイレントコミック「TOKYO TOKYO」、家族で出かけた少し切ない思い出を描いた「一九九〇年の夏 花の博覧会に行った」を収録。
自身が描いたマンガを手差し印刷し、冊子を作り不定期に発表している手差ユニッツさんの作品。(この本は手差し印刷ではなく印刷所で印刷・製本されたものです。)
発行年:2015年
サイズ:A6判
ページ:108p