鹿児島県立与論高校の授業でうまれたこの本は、48名の生徒ひとりひとりが話を聞いてみたいと思う人にインタビューをし、撮影・執筆したものです。
そこにあるいくつもの唯一の日常は、ささやかでありながらも、かけがえのない瞬間を重ねた日々です。生徒たちが撮影した写真は、ときおり息をのむほどに美しく、せつなさとあたたかさを内包して、ここに綴じられています。
写真家・齋藤陽道さんが授業風景を撮影した『ゆんぬの時間』も収録されています。
発行:3710Lab
発行年:2020年
サイズ:243×182mm
ページ:176p