10歳の少年ピートが父とふたりでマリブの海辺の家で過ごしたひと夏の日々。ピートは父に、自分についての小説を書くように言われ、初めて自分自身のことを見つめはじめる。海を、月を、太陽を、船を知っているけれど、僕は僕自身を、世界をほんとうに理解するにはどうすればいいんだろうーー。世界を知ること、書くこと、自分自身を理解することをめぐり、交わされる父との対話をとおして、ピートは生きることの意味を知っていく。
アメリカの小説家、劇作家ウィリアム・サローヤンが息子に捧げた美しい詩小説がこのたび復刊されました。
発行:微花
発行年:2026年
サイズ:文庫判
ページ:210p