東日本大震災時、石巻市の大川小学校で起こった津波事故における裁判を追ったドキュメンタリー映画『「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人た』」に突き動かされ、自主映画に挑んだ2年間の奔走の記録。80歳の元教師の著者は活動のなかで、自ら蓋をしていた教師としての苦しい記憶と向き合うことになる。この大きな出来事を前に、教師としてやり残した宿題に取り組む著者の懸命な姿と、関わり合う人びとの声が多層的に響き合った、震災から15年となる節目の今、大切にしたい一冊。
上映会の協力者や観客のアンケートなどが収録された冊子「ひとびとのことば」付き。
発行年:2026年
サイズ:新書版
ページ:110p