画廊やギャラリーだけでなく、個人宅やマルシェなどでも作品を展開し、社会や暮らしのなかでの芸術の在り方を考察する美術家・奥誠之さんによるエッセイと絵画が収録された作品集。アーティストとしての感情の機微、制作のこと、社会における芸術についての思索が綴られています。滲む色彩の中に浮かび上がる生き物たち、書棚に収まるほどの小さな絵画は、暮らしの風景に溶け込み、私たちの胸の奥にいつしか優しい染みを記していくよう。栞のように挟み込まれた作品目録、プリントされた手貼りの作品など、細やかな手作業から成る美しい一冊。
洗練されたオルタナティブ性が光る気鋭の出版社、oar pressより。
発行:oar press
発行年:2022年
サイズ:B5判変型
ページ:160p