刊行から170年を超えてなお読み継がれている、ウォールデン湖のほとりの森に自ら小屋を建てて暮らした2年2ヶ月の記録『森の生活/ウォールデン』で知られるヘンリー・ソロー。彼が20歳から晩年まで書き続けていた膨大な日記を邦訳するプロジェクトが4年半の時を経て再開しました。
雨や雲の流れ、風の音、鳥のさえずり、星の瞬く音色、山の色彩、植物の動き、石のかがやき。注意深く自然へ向けられたまなざしは、その変化をつぶさに感じ取り、自己の内面へと蓄積させてゆく。身のまわりの何気ない出来事の描写が心を揺さぶる、1年間の記録。
「気象学者はいる。しかし素晴らしい日没をだれが記録するのか。人々は風の向きは記録しているが、日没と虹の美しさを記すことは怠っているーー」
発行:虹霓社
発行年:2025年
サイズ:四六判
ページ:876p