


2024年12月、韓国・尹大統領による突然の「非常戒厳」宣布からはじまった混乱。大統領の弾劾を求め200万人規模のデモが行われ、その中にはたくさんの女性たちの姿がありました。手にはお気に入りのアーティストのペンライト。色とりどりの光を掲げ、民衆歌謡と共にK-POPを合唱しながら、尹大統領の弾劾を訴えました。多くの市民が立ち上がり、声をあげる根底にあったのは、尹政権の言論弾圧や不正、アンチフェミニズムへの蓄積された怒り。苦痛から目を背けないこと、共に怒ること、歴史とともにあること。ここから始まる市井の人びとの戦いを取材した、韓国の現在の記録。
発行:gasi editorial
発行年:2025年
サイズ:B6判
ページ:68p