







海とごみと高校生/ペットボトルと黒いかげ
長崎県立長崎東高等学校2年生の4人が海洋ごみについて考えた本です。授業の一環としてスタートしたこの活動。フィールドワークを進めるうちに、授業の中だけでは収まりきれない問題の根深さと、活動の多様さに圧倒されながらも、自分たちにできることを模索し、諦めずに進んでいきます。
ほんとうに目を疑うほどのごみの量!そこにあるのは本来なら海岸にあるべきではないものばかりです。読みながら、自分にできることをやるということの大変さを痛感します。
活動のなかで見えてきた現実、そして考えたことをまとめたもの(左開き)と、子どもたちにも海洋ごみのことをしってもらうための絵本(右開き)の2つの側面から海洋ごみについて考えるつくりになっています。海のごみについて関心を持つきっかけとなるようにと、切実な願いが込められた本です。
発行:3710Lab
発行年:2022年
サイズ:156×231 mm
ページ:48p