ロラン・バルト|喪の日記
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ロラン・バルト|喪の日記

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最愛の母の死は、ロラン・バルトに単なる悲しみをこえた絶望的な想いをもたらしました。残酷な喪の中で、青いペンでカードに書き始めた喪の日記は、けれども苦悩を吐露しただけの日記ではありませんでした。「この悲しみをエクリチュールに組むこと」と記しているように。 日記を書くことで言葉の力にすがって生きようとしたバルトの、苦悩の刻跡と、静やかな姿が伺えます。 『わたしの悲しみは説明できないが、それでも語ることはできる。「たえがたい」という言葉を言語がわたしに提供してくれるという事実そのものが、ただちにいくぶんかの耐性をもたらすのである。』 発行:みすず書房 発行年:2015年 サイズ:188×128mm ページ:304P