2017年に名古屋ではじまった活動「港まち手芸部」は、週に一度集まって作り方を教えあったり、手を動かしながらさまざまなことをおしゃべりする場として継続しています。この本は、港まち手芸部の作り手7人がこれまでの人生の中で作ってきた作品をまとめたもの。繊細なレース編みのテーブルクロス、子どものためのワンピースやぬいぐるみ、セーターや靴下。家族や大切な人のために、そして自分のために作られた品々の美しさとぬくもり、そこに込められた想いには、無二の魅力があります。集い、手を動かし、対話をする。そのなかで考えた手芸という営みのこと、社会構造やジェンダーとの結びつき。作るという行為、手芸とともに歩んできたそれぞれの人生のかたちが浮かび上がります。
アーティスト・長島有里枝さんのエッセイ、研究者・山崎明子さんの論考を収録。
発行:ELVIS PRESS
発行年:2024年
サイズ:150×150 mm
ページ:320p