ある日、勤務先の学校図書館をクビになってしまった「のんちゃん」は、同僚からもらった古いノートパソコンで、内側から湧き上がるような言葉を書き留めはじめました。子どもの頃のこと、家族のこと、パートナーのこと、生活のこと、そして母親のこと。傷を負っても、苦しみに打ちひしがれても、主体性を手放さずに生きるのんちゃんの姿は、孤高のの美しさと強さがあります。生きることを諦めずに進むすべての人に。 編集者の東万里江さんは、2020年11月から2023年1月まで、ある友人にインタビューを継続してきました。本書は、インタビューの語り手である友人が書いた小説と、インタビューが収められています。 発行：守屋商店 発行年：2024年 サイズ：112×174 mm ページ：224p ＊スリーブケース入り・別冊付き