短歌をより身近に感じてもらおうという想いから生まれた、最注目の歌人10名による書き下ろしの新作短歌アンソロジー歌集。気鋭の数首のなかに、各々の世界が立ち現れます。
放たれて君の視界の夕景をふかぶかと斬る鷹だったこと(服部真里子)
ああこれはバックに山がついているひと特有の抱きしめ方だ(木下龍也)
白湯を飲む朝の夫は触れがたし見えざる海を見る顔をして(菅原百合絵)
胸倉にしまわれている万国旗こわれてからがこころだけれど(山階基)
発行:書肆侃侃房
発行年:2024年
サイズ:四六判変型
ページ:112p