パートナーとの生活を解消して、16年ぶりにほんとうにひとりのひとり暮らしをはじめた詩人の大崎清夏さん。そのことをきっかけに、見た風景を、考えた出来事を、書き留めた日記です。 自由の清々しさ、友人とのにぎやかな時間や新しい出会いと、そのなかにあるひとりきりの生活。ときおり寂しさを纏いながら、立ち尽くし、かたちを変えてまた歩き出すひとりの人の姿が綴られています。
「ひとつの傷が、もうひとつの傷のかたちを変えるということ。それはとても優しい。」
発行:twililight
発行年:2024年
サイズ:B6判変形
ページ:324P