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Kai T.Erikson|そこにすべてがあった

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1972年2月26日、大雨で鉱山ゴミの廃棄場所となっていたダムが決壊し、アメリカの炭鉱町バッファロー・クリークは黒い水に飲み込まれました。多数の死者を出し、住民の8割が家を失った未曾有の人災でした。すべてを喪い、コミュニティが崩壊し、生存者の心に深いトラウマを残した圧倒的な悲劇を前に人びとの心に起こったこと。 50年前のこの記録は、震災から10年を経て、コロナ禍の現代を生きる私たちにも繋がっていきます。突発性や爆発性がなくても、トラウマを引き起こす可能性のある出来事を災害の範疇に含める必要があること、慢性的な状態もまたトラウマを引き起こすかもしれないこと。 災害を定義から見つめなおし、被災者への膨大なインタビューと綿密なフィールドワークで、被災地における"集合的トラウマ"の輪郭を捉えた軌跡の書です。 発行:夕書房 発行年:2021年 サイズ:四六判 ページ:384p

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