世の中に存在する膨大な書物に対して、私たちが読めるのはごく僅かにすぎない。「一生かけても読まない本がこれだけある。」「死ぬまで知ることのない世界がこれだけある」という、"無知の可視化"が使命であるといえる図書館。そんな、ある意味神聖な空間でどこまでも続く書棚の圧倒的な量の書物を眺めて歩きながら、図書館と書物について繰り返し考えたテクストがまとめられています。一般的な図書館利用論とは一線を画した、コモンとしての書物の本質を解いたしなやかな思索の書。人間の本然的な生きる力にも通じるトピックが散りばめられています。
韓国語版の日本編集版として出版されました。
発行:アルテスパブリッシング
発行年:2024年
サイズ:四六判変型
ページ:240P