{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/6

カタリココ文庫|私、写真を放棄することは、全く不可能です

1,100円

送料についてはこちら

文筆家・大竹昭子さんのプライベートプレス〈カタリココ文庫〉の随筆シリーズ。 77歳で他界するまでの約40年間、日々写真を撮ることに没頭し続けた写真家の中平卓馬さん。病気を得る前の彼は、考えることが好きで、それを的確に伝える言葉を待ち、さらには多言語を操る、思考と言葉に満ちた人でした。その後、失語症と記憶喪失という未知の生き方を遂げた中平さんにとって、写真と関わることが生きるよすがとなっていたことは想像に難くありません。 本書は、大竹昭子さんが中平卓馬さんについて綴った三つの原稿に加筆し、再構成したものです。タイトルにある中平さんの言葉のとおりに、写真との切実な関係が痛いほどに感じられます。言葉を巧みに扱う能力を持ちながら、彼が写真を選んだのはなぜか。人の記憶や無意識に深く触れる写真の不思議を探る一冊です。 発行:カタリココ文庫 発行年:2023 サイズ:文庫版 ページ:80p

セール中のアイテム