フランス・アメリカ・ロシアの文学、物故作家に纏わる創作、エッセイ、写真、ドローイングまで、「死者たち」「光」をテーマに編んだアンソロジー誌。同テーマで刊行された『ILLUMINATIONS』の姉妹誌です。
アントナン・アルトー、ヴヴェヂェンスキーの抄訳、デルモア・シュルツの詩、プラハアヴァンギャルドの作家パウル・レッピンの短編小説など、よりマイナーな海外文学を取り上げ、実験的、研究的な表現を探る場として努められています。
本質的、実在的な意味における死者たちを召喚し物語る、悲しい出来事の残骸の向こうに見える光、のような作品の数々。タイトルの『FUE』は、フランス語で火・明かり・発砲を意味します。
発行:EK-Stase
発行年:2023年
サイズ:A5判変型
ページ:180p