







震災 日常編/コロナ禍 介護編
岩手県の三陸海岸にある街、宮古市に暮らす五野上さんの日常を描いたコミックエッセイ。
震災、鬱、離職、コロナ禍、親の介護。些細な事件の連続、綱渡り状態の生活は、深刻であるはずなのになぜだかあたたかい。ちりばめられたユーモアからは、諦めというより深い許容を感じます。復興の進行に伴い変わってゆく景色、老いていく家族、近所の人びとの日常会話。自分の手の届く距離での出来事を淡々と描くことで、日々の無常を静かな流れの中に集約させています。
※2冊セット
発 行:リイド社
発行年:2022年
サイズ:A5
ページ:震災・日常編 256p
コロナ禍・介護編 264p