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長島有里枝|テント日記/「縫うこと、着ること、語ること。」日記

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二人の母と共働した二つの作品ーー実母と共にテントを制作した日記と、パートナーの母とともにタープを制作した日記。 長年縛られ、苦しんできた母親との関係に変化を生むためにテントの共同制作を始めた長島有里枝さん。自身を守るためにずっと母親を避けながらも、家族を諦めたくなかったその複雑な想いに向き合う姿が綴られています。ここにあるのは、完成したテントからは見えない、一見普通の家族の歪さと綻び、社会構造の軋轢から逃れられずに葛藤しながら生きる女性たちの物語です。互いを理解しようとする愛ゆえの苦しみと思索の濃密な時間は、私たちに、家族について、また、他者と生きることについて捉えなおす契機を投げかけます。 「家の中で起きた出来事はわたしが語らない限り、なかったこととしてわたしと一緒に死んでいく。ーそしていつか、どこかの女の子に同じことが起こる。そのとき、彼女の悲しみがわたしの責任じゃないと、胸を張って言えるだろうか。」 発行:白水社 発行年:2023年 サイズ:四六判 ページ:204p

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