









産まれて間もない子どもと、夫と、3人で洋館の一室で暮らしていた日々。慌ただしくも充実した精一杯の毎日と、ふと一人で感じていた孤独。狭い室内に響く鉛筆を走らせる音、冷蔵庫のモーター音、カーテンが風にそよぐ気配、家族のぬくもり…彼女が見つめていた世界の断片が映し出されています。6×6の正方形のフォーマットで撮影されたBook1と、35ミリのモノクロフィルムで撮影されたスナップショットのBook2を組にした、潮田登久子さんの原点といえる写真集。
発行:torch press
発行年:2022年
サイズ:240 x 190 mm
ページ:Book1-122p/Book2-76p