詩集「空き地の勝手」から8年、新たな問いを抱えて詩人・ウチダゴウさんは再び旅に出ます。 時には人の形ですらないさまざまな登場人物たちは、私やあなたかも知れません。空き地があった場所に広がっていたのは永遠の原野だとしても、そこに残酷で狂気に満ちた世界が待っていたとしても、握り返してくれる手は強くあたたかい。詩が本来持つどこまでも跳躍する力を知りぬいた18のショートストーリー。 発行：してきなしごと 発行年：2020年 サイズ：210 x 135mm ページ：72p