明治22年に「大日本帝国日本国憲法」が発布されるまで、日本には国会も憲法もありませんでした。
人びとが集まり、書を読み、議論し、構想した多種多様な憲法草案「私擬憲法」。そこには、現在の日本国憲法以上に、自由で民主的な憲法案がありました。大日本帝国憲法には反映されることがなかったけれども、民衆の心と身体に裏打ちされ、夢や希望が映し出された私擬憲法。ここに、現在の憲法に対する護憲・改憲を超えたアプローチが見つけられるかもしれません。
現実を自らの手で作り上げようと奮闘した、明治人たちの歴史ノンフィクション。
発行:亜紀書房
発行年:2022年
サイズ:四六判
ページ:192p