





彫刻をめぐる叢書第2巻。知られざるイタリアの彫刻家アルトゥーロ・マルティーニの著作「彫刻、死語」と、大きな影響力を持つアメリカの芸術評論家クレメント・グリーン・バーグの論考「新しい彫刻」の全訳と6名の解説、論考を収録しています。
1940年代後半という時代において、"死語"であると言われる一方で、"新しさ"が強調される彫刻。時代を映す鏡である彫刻を通して、その二分された言説と、破壊され、つくり続けられることの本質を探ります。
小田原のどかさん主宰の出版社、書肆九十九より。
発行:書肆九十九
発行年:2022年
サイズ:四六判
ページ:608p