ノスタルジックでユーモラスなイラストが魅力の、ささめやゆきさんによる絵日記です。
鎌倉で出会った三島由紀夫、澁澤龍彦、小津安二郎、田村隆一、太宰治などのエピソードを描いた文学スケッチ、絵筆とともに旅したパリ、ニューヨーク、モスクワ、それから少年の頃の思い出。
読むたびに励まされたり背中を押されたり、淡々としながらもあたたかさがにじむ文章は時おり涙を誘います。
「ーーつまりこの神さまというのは、やがては消滅してゆく儚さ、悲しさを抱えて生きていることをともすればわすれがちな、ぼくたち自身なのだ。」
発行:幻戯書房
発行年:2009年
サイズ:A5判
ページ:197p