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伊藤亜紗|手の倫理

1,760円

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はじめから自分以外の何かとコミュニケーションする器官を持って生まれてくる私たち。それは、単なる情報伝達の領域を超えて、互いに豊かに深まる通路となる触覚を生み出します。 「さわる」と「ふれる」を軸に、倫理とは何か、信頼とは何か、まなざし、共鳴などの概念を積み重ねながら、触覚を介した人間のコミュニケーションの意味と可能性を探る本書。柔らかく、いつもどおりの言葉で語られる創造的な論考は、忘れてしまっていた、あるいはまったく気に留めていなかった大切な感覚を知らせてくれます。 「人類の接触の絶対量が減ったとしても、触覚がもつ価値は別の形で受け継がれていく必要があるーー人に身をあずけることの豊かさは、あまりに軽んじられているように思います。」 発行:講談社 発行年:2020年 サイズ:四六版 ページ:224p

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