






SOLD OUT
北海道を代表するお土産物として知られる木彫りの熊。
徳川義親氏がスイス外遊の際に持ち帰った木彫りの熊を北海道八雲町に紹介し、困窮する農民たちに木彫りによる創作活動を支援したことから広がりました。この本では、八雲町と熊彫りのルーツをたどりながら、八雲町の作家たちの作品を紹介しています。
単なる土産品という域を超える八雲の熊彫は、人びとの暮らし、樹や自然との関係性、作家としての彫り手たちの想いが伝わってきます。
「木彫の行きつくところは塊になると思います。」
と、彫り手の柴崎重行さんが話すように、ほとんど木のかたまりであるのにみごとに熊に見える、卓越した技術とセンスにおどろきます。
発行:ELVIS PRESS
発行年:2022年
サイズ:215×170mm
ページ:本誌80p/付録28p