短い活躍ののち惜しまれつつ急逝した童画家、茂田井武さん。ぬくもりのある筆致で詩情あふれる世界を描き、数々の作品をのこしました。本書は、茂田井さんが20代にパリで描き綴った画帳です。市場、遊園地、酒場……1930年代のパリの空気を水彩や色鉛筆で優しく鮮やかに写し取った絵日記は、画家のまなざしをとおして街々を眺めているかのよう。現存する画帳の全ページを掲載し、資料として作品解説・関連地図・略年譜・未発表原稿を収録した貴重な一冊。
発行:講談社
発行年:2010年
サイズ:A5判変型
ページ:190p