書物の分類方法や並べ方について書かれた「秩序としての図書館」、図書館の権威や権力について書かれた「権力としての図書館」、図書館の破壊や消滅、焚書について書かれた「影の図書館」、架空の書物や想像上の図書館について書かれた「架空の図書館」、国境を越えた図書館と故郷としての書物について書かれた「帰る場所としての図書館」…。
古今東西、現実と架空の図書館を辿りながら、さまざまな視点からライブラリーにまつわる魅力と謎が綴られる。亡霊や暗闇さえも心地よい存在となる空間である書物の宇宙。著者アルベルト・マンゲルにとってのユートピア論とも言える、書物と図書館をめぐる随想。
発行:白水社
発行年:2025年
サイズ:四六判
ページ:340p