フィジカルが強いやつが強い、という身も蓋もない状況へと回帰していく現代にあって、理屈に基づく人間関係の考察とその実践を綴ったエッセイ。哲学、人類学、社会学の知見を横断しながら、恋愛、友情、家族、会社、社会…さまざまなスケールにおける人間関係の構造をあきらかにしていく。他者とズレながら、それでも共にあるために理屈で立ち向かう、人間関係をめぐる思索の書。
「生活は理屈で回っていない。しかし、理屈は大事である。なぜか。理屈とは、自分の生活と関係ない赤の他人のことを、自分の生活とは別の仕方で考えることを可能にするものだからだーー」
発行年:2026年
サイズ:新書判
ページ:112p