日系二世のアメリカ人アーティスト、ルース・アサワの作品集。金属のワイヤーを編み込んだ雫や植物を思わせる官能的なワイヤーオブジェで知られる彼女は、多くのドローイングを描いていました。本書では、ドローイングが彫刻作品の中心であるとさえ明言していた、その行為の重要性を考察します。第二次世界大戦中における日系アメリカ人収容所での美術授業、ブラック・マウンテン・カレッジでのジョセフ・アルバースやバックミンスター・フラーとの出会い、その後の芸術活動に至るまで、100点以上にわたる作品をとおして彼女の芸術の軌跡を辿ります。何者にも似ていない独特の魅力を放つアサワ作品の根幹に触れる一冊。
発行:WHITNEY MUSEUM OF AMERICAN ART
発行年:2023年
サイズ:241×279 mm
ページ:232p