作曲家・阿部海太郎さんの声がけにより、演出・長塚圭史さん、戯曲・大崎清夏さんによって、2022年と2023年に奥能登珠洲で上演された演劇「さいはての朗読劇」。本書はその全戯曲集です。
珠洲に伝わる民話や民謡を採訪し、海や土地や、人びとと動物たち、家々が語り出す声に耳をすませて綴られた物語。私たちはいつも物語によって再生されてきた。災厄を生きるための民話の力、人間がうたや物語に託してきたコスモロジーは、いにしえより継がれ、現代を渡り、この土地を確かに未来へと繋げてくれる。
ほんとうのお話を聞かせてあげる。
この、海に浮かぶ地面のどこかに、
ちゃあんといつかあったおはなし。
発行:twililight
発行年:2025年
サイズ:B6判変型
ページ:136p