






韓国、ソンスドン。古い工場をリノベーションし、最先端のファッション&カルチャーの拠点として生まれ変わったこの街で、影が長く伸びる夕刻のたった2時間に限定し、道ゆく人を捉えた写真集。 最先端のファッションに身を包んだ若者、戦後を生き抜いて来た老人、軍服を纏った青年たち。20世紀アメリカの写真家、ウォーター・エヴァンスが労働者を取り続けた作品「Labor Anonymous」にオマージュを捧げたこの作品は、新旧が交錯する場所で、歴史と消費社会の対比を捉えています。歴史を思い起こさせるレンガの壁の前を通り過ぎる人びとは、私たちの姿とも重なっていく。
発行:bookshop M
発行年:2025年
サイズ:237×168 mm
ページ:32P