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奈倉有里|文化の脱走兵

1,760円

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雪深く寒いところが好きで、大好きな祖父とトルストイを重ね合わせていた著者の奈倉有里さんは、ロシア語に惹かれ、今ではそれが運命となり、ロシア文学研究者、翻訳家として活躍しています。 生物を蝕んでいく壊れた時代に、私たちは詩情を交わし合うことができるだろうか。自己の内面世界を守り続けることを、あきらめずにいられるだろうか。あたたかい思い出と頼りなく穏やかな光を、本を片手に戦いから逃げる勇気を、それでも信じていくこと。非戦への希求を文学が繋いでゆく、強くしなやかなエッセイ集。 「どうかあきらめずに、なによりも大切な自分の内面世界を守りながら、一緒に逃げ続けてください。絶望してしまわないためには物語が必要ですーー」 発行:講談社 発行年:2024年 サイズ:四六判 ページ:224p

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