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吉田恭大|光と私語

2,300円

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必要なものは景色のなかにあるーー。 都市の周縁をなぞるように並べられた言葉は、肝心なものには触れないままに、その景色の奥行きを明瞭にしていく。シナリオの中を動くような冬や雨や犬や鳩、幾度も登場するさまざまな乗り物は、どこか新しい場所へ向かうことを切望する切なさとノスタルジーを感じさせます。いつか訪れる終わりのための渾身の第一歌集。 外国はここよりずっと遠いから友達の置いてゆく自転車 あれが山、あの光るのはたぶん川、地図はひらいたまま眠ろうか 朝刊が濡れないように包まれて届く世界の明日までが雨 燃えるのは火曜と木曜と土曜。火曜に捨てる土曜の残り 発行:いぬのせなか座 発行年:2019年 サイズ:四六判変型 ページ:280p

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