藍染め工房を営むおじいさんとおばあさんは、後継がいないことをに悩んでいました。ある日、散歩の途中で薄汚れたお人形を拾うと…。不思議なことに、翌朝になると綺麗にしたお人形は女の子に姿を変えていました。そうして、「アポレンカ」と名付けられた藍色の目の女の子との工房での生活がはじまります。
世界各地で少しずつ姿を変えながら守られてきた、藍染めの伝統。日本からとおく離れた地、チェコで発展した藍染めの美しさと、受け継がれてきた技に捧げられた絵本。うつくしい水彩のイラストレーションが目を引きます。
発行:求龍堂
発行年:2023年
サイズ:A4判変型
ページ:48p