





出版社で営業職を務める著者の日常を綴ったエッセイ第四弾。失われていくものではないけれど永遠でもない日々。子どもとの時間、タッパー弁当、新しいフライパン、本との出会い。些細な出来事のつながりが少しずつ、確かに毎日を構築し、そしてそれが著者の姿となっていく。テンポの良い文体からは音楽が聴こえてくるよう。日々への愛と切なさにあふれたひとりの人の記録。
"音楽をたくさん聴いて、本をたくさん読もう。その日々を言葉として綴ろう。高鳴りとともにそう思った。"
発行:十七時退勤社
発行年:2023年
サイズ:B6判
ページ:92p