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山階基|夜を着こなせたなら

2,200円

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生きて暮らすことのざらざらと険しい手触りと懐かしいぬくもり。それから閃光ように鮮やかなシーン。この世からいなくなるときに思い出すのは、こんなひとつひとつの小さな心の揺らめきなのかもしれません。日々の風景と心の機微を写しとった、スケッチのように深く軽やかな384首。「風にあたる」から4年、待望の第二歌集です。 笑ったら泣きそうになる起き抜けに懐かしいけど生きるしかない 薄闇にくずれつづけるのが海よいま息継ぎを終える灯台 曇り日は光とぼしい長回し生きるほかには賭けごとをせず さびしさがこときれるのを待ちながら川の写真はきみから届く 発行:短歌研究社 発行年:2023年 サイズ:四六判変形 ページ:152p

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