





"「人間と建築は二つで一つである」と考えています。こんなふうに生きたいと思うことと、それを成し遂げる日々の生活空間、つまり建築は、いつもセットだからです。ーー建築について考えることは、自分の生き方について考えることと同じなのです。"
建築に住むとはどういうことか、住まいから切り離されたものは何か、建築が内包する言葉、楽器、身体のこと。ソローの森の小屋や鴨長明の方丈庵、モダニズム建築、サグラダファミリアなどについて触れながら、身近にあるのについ見逃しがちな建築について改めて考え、「住まう」ことの根源を問い直します。住むこと、生きることへの考えが一変するやさしい思考の書。
発行:NHK出版
発行年:2023年
サイズ:A5判
ページ:112p