写真集みたいな言葉の本をつくりたい、という想いから生まれた写真家・熊谷聖司さんの言葉の本。これまで自身の写真集や展示のために書いたテキストや、手帳や紙切れに記した言葉を集め、写真をならべるように組み合わせてできあがった小さな本です。写真と向き合うとき、写真家は何を考え、何を想っているのか。詩のような、日記のような、ちょうどよく肩の力が抜けた朗らかな思考の書。
熊谷聖司さん自らが焼いたテストプリントの1ピースが栞のように挟まれています。
発行:守屋商店
発行年:2022年
サイズ:105×148mm
ページ:86p