「色の名など覚えるべきではなかった。」と始まる、作家自らが語る創作の秘密。絵を描いているときに去来するさまざまな想念を書き記した、岡﨑乾二郎さんによる初めてのエッセイです。
岡﨑さんならではの視点でとらえた古今東西の絵と絵の思わぬ繋がりが、美術史への新たな視点をもたらします。
今まで知らなかった傑作や、歴史的名作に出会う驚きと喜びがつまった一冊。絵を見るたびに、私たちは何度でも新たに絵を発見することができる。こんな本を待っていました。
発行:岩波書店
発行年:2022年
サイズ:四六判
ページ:478p