







子育て、アーティストとして、政治のこと、フェミニズムのこと、親との関係性、歳をとること…。
言語化することが難しいような感覚にも正面から対峙し、受け止め、対話を繰り返す。繊細で、強く、懸命なふたりの生き生きとした姿は、同時代に生きる私たちを励ましてくれます。噛み合わなくても、共感できなくても、言葉を尽くして対話を重ねていく、そのことの大切さと必要性をひしひしと感じます。
「こんなのおかしい、っていう違和感が、自分の原動力になってると思う。なにかあれば、わたしは黙ってないっていう態度を外に見せていくことがすごい重要だと思ってる」(長島有里枝)
発行:晶文社
発行年:2022年
サイズ:四六判
ページ:210p