







SOLD OUT
生涯に多くの小説をのこした19世紀ロマン派の作家、ジョルジュ・サンド。
あらゆる不幸、時代や社会の制約をものともせず、想像力と知力を武器に、自身と他者の自由のために闘い続けました。
男装で街を歩き、煙草を吸い、男性の名前で小説を書き、世間から求められる女性像を次々と覆していったサンド。生きることにどこまでも真剣だったサンドの、その根幹でもある暮らしや食をとおして彼女の思想に触れる一冊。
読むたびにしなやかな力をもらいます。
「彼女は少年です、彼女は芸術家です、彼女は偉大で、寛大で、誠実で、無垢です。
彼女は人類の立派な特徴を備えています。
つまり、彼女は女性ではないのです。」(バルザックの手紙より)
発行:現代書館
発行年:2018年
サイズ:A5判変型
ページ:192p