“私が強く惹かれるものがことごとく、人が手当てすることで維持されている「手に負えないもの」であることに気づいた。世界に溢れている、手に負えないものと向き合うための方法をみつけようと探求して行ったーー"
地下鉄の漏水対策に心を奪われ、私的なフィールドワークを続けてきた著者の友田とんさん。その過程で、人が手当てをすることで維持されている"手に負えないもの“に、どうしようもなく惹かれてしまうことに気がつきます。地下鉄の漏水対策を出発点に、道路、公園から記憶や言葉まで、身の回りに、世界中に溢れる“手に負えない"ものたちの調査を続けながら、連想と脱線、探求によって未知の思考が編まれていく。複雑で愛おしい人間のクロニクル。
「『百年の孤独』を代わりに読む」著者の待望の最新作。
発行:柏書房
発行年:2025年
サイズ:四六判
ページ:248P