八ヶ岳山麓での暮らしのできごとと、自然とふれあいながら思いを巡らせたさまざまが綴られています。山小屋でひとり暮らす日々の中にも、止まらない世界の変動の予兆はやってくる。変容していくうるわしい四季、消えゆく懐かしい景色ーー。鳥や虫、植物、移ろう周囲を丹念に観察し、描写しながら、人間の普遍的な営みの核心を追った美しく静謐なエッセイ。
"人の思いが凝る先に、神々はかたちづくられる。自然をまっすぐに見つめたときに生じる、内省へ向かう道にも似た、うやまう心もちが、きっとこの先、何かを支え続ける。自然の一部である私たち自身の、核心にある何かをーー。"
発行:毎日新聞出版
発行年:2025年
サイズ:四六判
ページ:304p