「物事が二度と元どおりにならないことを受け入れるのは、時間のかかる、時に大変辛いプロセスですーー」
素敵なカップでお茶会を楽しむうさぎと小鳥。しかし突然別れが訪れます。小鳥がいなくなり、カップが割れ、お気に入りのものたちが壊れ、木が枯れていく。たったひとつ欠けるだけであっという間にバランスを崩し、粉々になってしまうわたしたちの世界。その先に再び均衡はやってくるのでしょうか。
陶磁器の伝統的な修復技術である「金継ぎ」になぞらえ、喪失と再生の物語を描いたサイレント絵本。暗闇に浮かび上がるような物々が、うつくしく光を放ちます。
発行:世界文化社
発行年:2025年
サイズ:230×230 mm
ページ:48P